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長崎の活水中学・高校吹奏楽部が全日本吹奏楽コンクールに初出場できたのはなぜか

 今年の4月から指導を始めたばかりの吹奏楽部を,1年もかからずに全国大会初出場に導く能力というのは,いったいどれほどのものだろう。

 「カリスマ」の着任によって,もともと能力の高い生徒が集まってきたのかもしれないが,記事で紹介されている指導内容にふれるだけでも,「教師の指導力の大切さ」をうかがい知ることができる。

 教師の能力を過小評価し,子どもの能力を過大評価する『学び合い』を推進したがる教師たちのうち,

 「一斉授業」の限界を突破しようとする意欲を失いかけている人たちには,ぜひとも

 藤重佳久さんのような一教師から何かを学ぼうとする気持ちをよみがえらせてほしいと思う。

 教育現場から醜くドロップアウトした教師にマインドコントロールされる道を選ぶのか,

 優れた指導力を現場で発揮している教師から学ぶ道を選ぶのか。

 「一斉指導」でも子どもたちにめいいっぱい考えさせている教師がいる。

 子どもたちが実力をぐんぐん伸ばしている現場がある。

 地道な努力をさせる時間を奪うアクティブ・ラーニングに目を奪われてはならない。

 アクティブ・ラーニングとは,地道な努力で身につけた力を生かすための場として設定すべきである。


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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より