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当ブログには珍しく,真正直なコメント・・・感謝です!

 久しぶりのコメントにびっくりです。

 きっとご本人様だと思いますが,当ブログで紹介(読書編でも)させていただいた

 北大路書房『子どもの思考が見える21のルーチン』の訳者の方から,翻訳にあたってのご苦労を教えていただきました。

 考えの導入と展開のためのルーチンの1つ,

 「Compass Points」はどう訳したらよいのか。

 もともと,意思決定のプロセスで考慮すべき4つのことがらを,

 東西南北の4つの頭文字と同じになるよう,

 無理矢理あわせているために起こった問題です。

 Excitement (わくわく感)

Worries (不安感)
 
Needs (必要感)

Stance, Steps, or Suggestions (立場・手順・提言)

の頭文字が,「東西南北」の順に並んでくれていれば・・・おしい。南北が逆。

 ただ,このようにやや複雑というかやることが多いルーチンは,

 考え方自体を忘れてしまうのを防ぐ仕組みがほしいので,

 NEWS から始まる単語を考えることで思い出せるメリットが英語を使う人には合っているのです。

 21のルーチンのうち,

 このルーチンはステップが4つ(6つ?)もあるために,内容がわかるようなタイトルにすると長くなるし・・・。

 私自身の実践で使っていた言葉で整理すると,

 メリデメ分析→課題発見→改善策提案 にやや近いのですが・・・。

 訳者解説には,

 説明や解釈をつくり上げる→疑問に思って質問する→根拠をもとに推論する→核心を見抜いて結論を導く

 いう各ステップの思考のタイプが整理されています。

 実際の授業をしていると,

 このルーチンの中に,別のルーチンが入っている,

 「入れ子」構造になっていく場合も少なくないでしょう。

 「考える授業」を中心としたよい授業実践を通して,何とか「考える文化」を構築したいものです。

 教育創造学の中心的なテーマになっていきそうです。


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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より