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見かけは弱いが怖い台風と『いじめ』

 台風18号は,『いじめ』の構造やその恐ろしさを見せつける災いをもたらすかもしれない。

 外見上,中心となっているものはそれほど強くはなくても,

 「周辺」が時間をかけて,じわじわと追い詰めてくる。

 『いじめ』には台風のように過ぎ去っていくタイプのものもあるが,

 『いじめ』られた側の心は「台風一過」とはいかない。

 最も警戒すべきものは何か。

 見逃してはならないものは何か。

 最も警戒すべきものが,一番見逃しやすいという落とし穴があることを忘れてはならない。

 
 台風にしろ,ゲリラ豪雨にしろ,リアルタイムの雨雲レーダーをスマホでいつでも見られる環境はありがたい。

 運動会練習を1時間室内に切り換える判断などは,レーダーのおかげで可能となった。

 
 『いじめ』専用レーダーはつくれるだろうか。

 物理的なものの動きで,何かを感知できないだろうか。

 
 LINE上の語彙検索で可能にする技術はすぐにできるかもしれない。

 
 教室における物理的な動きの観測対象になるのは,「目」である。

 「目」の動きを感知するレーダーの精度は,子どもの方が高いかもしれない。

 教師の方も,負けてはならない。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より