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中学生の守り方

 教員採用試験の面接の模擬練習です。

面接官>夏休み中に中学生が犯罪にまきこまれる事件が増えています。あなたが中学校の教員になったら,どのような指導を中学生にしたいですか。

 まだ「組織の一員」として,あるいは「公務員」としての仕事をしたことがない方は,

 「一人の教員」と「中学生たち」という関係でこの質問をとらえてしまうかもしれませんが,

 質問者の意図は,

>どんな個人プレーができるか

 を確かめたいわけではないことは明らかでしょう。

 ポイントは,「夏休み中」のことだということ,そして

 指導するとしたら,「夏休み前」であるということに留意が必要です。

 模範的な解答は,

 家庭と警察を含む地域社会との連携づくりができていることを前提としたフォローがあるとはいえ,

 最も重視すべきことは中学生に「適切な判断力を発揮すること」を促す指導を心がけたい,というもの。

 このように,具体例を出す前に,「基本的な方針」を答えれば,面接官から

 具体的には?と先に進めてくれます。

 道徳の時間なら,どのような価値と結びつけて指導するか。

 警察との連携はどのように行うのか。

 保護者との関係はどうするのか。

 どのような条例が地域にはあり,中学生を守る力になっているのか。

 しかし基本は,「自分で自分を守る力を身につけさせたい」という熱意がほしいところです。


 これが対象が小学生ということになると,

 何年生かにもよりますが「適切な判断力」を求めるのは無理なので,別の答えが必要になります。

 さて,もし私が面接官なら,

>中学生が犯罪にまきこまれる事件が・・・

 という言葉の瞬間にみせる目や表情全体のようすに注目します。

 感受性プラス,瞬発力。

 「問題」に直面したときに,どのような精神的な強さを発揮できるかを見定めたいのです。

 「学校内で起こる問題ではないから・・・」なんていう甘い人間を採用したくはありません。


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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より