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個性のない新入社員たち

 ある商社の顧問が,社員の同質化を嘆いているが,
 
 教育現場でも「顔のない教育実習生たち」が増えていることを危惧していることをお伝えしておきたい。

 教育現場の「顔なし」の正体は何なのか。

 「ただの優等生」が増えているのである。

 「ただの優等生」とは何かをお伝えするのは難しい。

 「去年も,一昨年も,似たような人がやってきたな」という気がするのは,

 実習生たちがあまりにも「従順」だからだろうか。

 免許更新講習で学びに来る先生たちにも同じようなことが言える。

 「こんな話,去年もしたばかりだ・・・」

 人が違っていても,何も変わらないような気がする一年。

 真面目さは感じられるが,

 「意気込み」が感じられない。

 こちら側の反省としては,

 課題を難しくすると何も準備できなくなるため,

 ハードルを下げているのも原因かもしれません。

 実習生だけでなく,子どものためを思って

 リスクを避ける傾向が出てきているのかもしれない。

 「ああ,こういう先生,うちの学校にほしいな」

 と心から感じられる人材を3週間でつくるのは困難かもしれませんが,

 そこまで信頼できるようになるように育ているという意気込みが減ってきてしまったのか。

 反省しなければなりません。


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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より