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「大学入試改革は大学に行かない子どもには意味がない」と主張する大学の教員へ

 今の大学生が生まれるよりずっと前から,「大学入試が変わらない限り,授業は変わらない」という教師の嘆きがありました。

 大学入試改革は,そのまま高校の授業改革に直結します。

 公立高校で行われているセンター試験のための知識の詰め込みに終始するつまらない授業をなくすために,

 大学入試改革は大きなインパクトがあるはずなのです。

 授業が変われば,教科の内容に興味をもち,大学進学を希望する高校生が増えるかもしれないし,

 大学に進学しなくても,単なる知識を覚えているだけではなく,知識や技能を活用して自分の頭でしっかり考えることができる人として成長できるチャンスが生まれるはずです。

 ですから,「大学入試改革は大学に行かない子どもには意味はない」といった趣旨の発言は,

 教育者としてはあまりにも見識に欠けるものと言わざるを得ません。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より