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『いじめ』をうけている子どもの親への『いじめ』

 栃木の小規模な小学校で起こった「ママ友連続自殺事件」では,

 親をも標的にする壮絶な『いじめ』の実態が明らかになった。

 「田舎には警察や裁判所はいらない」という古き良き日本の姿は消滅してしまったのかもしれない。

 『いじめ』の被害を訴えている子どもの親が「強い人」であれば,

 学校を介してもめにもめることになるのだが,

 今まで「泣き寝入り」していたような「弱い人」が親であった場合に,

 お腹を痛めて産んだ自分の子どもを置き去りにしてでも

 命を絶たなければならなくほど,つらい目にあっているかもしれない,

 ということを想定すべきだという教訓となった。

 『いじめ』加害者(と疑われてる)の子どもの親が,どういう方法で

 自分の子どもを守ろうとするかまで,教師たちは真剣に考えたことが

 あっただろうか。

 『いじめ』被害を訴えた子どもやその親に,どのような攻撃をしかけるだろうかと,

 考えたことがあっただろうか。

 噂や電話の声よりも,携帯画面に流れてくる文字の「威力」は強いのだろうか。

 「死んでしまったら,何にもならない」という声もむなしい。

 
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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より