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にわか仕込みの知識からは知恵は感じられない

 学習意欲が高いことは悪いことではないが,

 にわか仕込みの知識を活用するレベルまで達してない人が,新しく知りかけたことをひけらかすような授業をすると,結局自分が「不勉強だった」ことを思い知らされ,恥をかく。

 自分なりに消化しきれているかどうかを自分だけで知ることは難しい。

 これが通信制の教育の最大の欠点である。

 ある課題について多面的・多角的に考察しようとするとき,

 自分なりにA,B,Cの面から考えることはできても,

 D,E,Fの面から考えた方がより実際的であったことに気づくのは難しい。

 それは,授業の中で複数の優れた考察が発表されないとわからないのである。

 鵜呑みですませるつもりなら問題ないが,

 他人の実践に抽象的なケチをつけるのではなく,

 せっかく新しく得た知見を通して自分の実践を見直して,

 なぜ~より~がよいのかを説得力のある根拠をもって語れるようにならないと,

 お話にならない。

 ある研究会で目にした授業をそのまま再現しても,うまくいかないのはなぜか。

 そのおもな理由を3つ,学習指導要領の総則に示されている内容をもとにして説明しなさい。

 採用試験の問題として,いかがでしょう。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より