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防衛省と都立多摩科学技術高校の共通点

 それなりに国や都道府県の「科学技術」を代表すべき場所で,

 ドローンをなくしたり,水道水を捨て続けたりする「事件」が起こった。

 いずれも「税金の無駄遣い」を絵に描いたような出来事である。

 ドローンは見つかればすむという話だろうか。

 水道水は管理者が弁償すればすむという話だろうか。

 日本という国の「科学」の水準を疑われても仕方がない。

 両者の共通点には「体育会系の人がかかわっているのでは?」という予想も成り立つ。

 自虐ネタで全身筋肉。脳みそも筋肉・・・と語る人がいるが,

 本当は体育会系でも,緻密な人はとても多い。

 でも,なぜこんな単純なミスが起こるのだろう。

 これが,一般企業だったらどうだろうか。

 風が強い日に,おもちゃを飛ばすだろうか。

 水がたまっていかないことに,全然気づかずに1週間が過ぎるということがあるだろうか。

 こういう「事件」が起きるたびに,「公的機関の緊張感のなさ」が身にしみてくる。

 自腹をきらないですむような仕組みの中にいる人間を成長させることは本当に難しい。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より