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ピーターパン=衰退する「権力」がしがみつこうとする夢?

 日銀総裁が世界の中央銀行に向けて,「疑った瞬間に永遠に飛べなくなる」というピーターパンの言葉を引用し,ぶれることのない金融政策の実行を呼びかけたことがニュースになっていました。

 これにあきれたかのような反応ばかりと思いきや,そうでもない受け止め方もされているようです。

 あたらめてピーターパンの物語を読み返してみると,「冒険心を育てる」という作風が,いかにも時代の閉塞感を映し出しているような気がしたので,

>ピーターパン 帝国主義

 で検索してみると,

>『ピーターとウェンディ』における帝国主義とブルジョア・イデオロギーの崩壊(岩井 学)

 というタイトルの論文が見つかりました。

 衰亡する大英帝国とピーターパンが重なって見えたことが,

 余計に金融政策への不安を煽られてしまう結果となりました。

 「信じて疑わない」ことの逆効果を痛いほど知っている日本人にとって,

 ピーターパンのたとえは有効的だったのでしょうか。

 円安が続いています。


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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より