安倍内閣の支持率を急上昇させる方法
自民党の人たちも皆さんわかっていらっしゃることでしょうが,
もし現政権が支持率を上げることが第一だということになると,
簡単に実現できる方法がありますね。
国民の声,憲法学者の声,少数派の声を「尊重する」ことプラス,
法案の見直しを行えばよいわけです。
しかし,一見すると,支持率は下がったとしても,
法案を通すことが最優先だと考えているように見えます。
「数で押し通す」という方法が,短期的には「悪い選択肢」だとしても,
法案を通すことは,将来のための第一歩であって,
長期的な戦略のための「一部分」に過ぎないのかもしれません。
もちろん憲法改正などは「通過点」の一つなのでしょう。
戦争は,人間の生命を無残に奪っていきますが,
安全なところにいる人間には経済成長や技術革新という恩恵だけが降ってくる。
「その先」もなにも,あるべきなのは終わることのない経済成長だ,
というスタンスでいれば,「戦争」に手を染めないわけにはいかないのかもしれない,
というのが中学生が到達できる社会認識です。
与党と野党,どちらが近視眼的なのかは,何を見ようとするかによって複雑に変わってきます。
将来への展望がきく人は,今の安倍政権の動きをどのように見ているのでしょう。
戦後70年談話の日も刻々と近づいており,政治からはしばらく目が離せません。
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