赤ちゃんザルの命名問題~「シャーロット」は英国王室に失礼か?
2つの新しい命の誕生を喜ぶ人たちに,思わぬ「待った」がかかった。
猿に王女と同じ名前をつけるのは失礼だ,という抗議が多く寄せられたとのこと。
ある人は,「赤ん坊の名前で賭け事をする国に・・・・」などと「失礼には当たらない」とのつぶやきを公開しているが,実際に王室に確かめてみたらどうだろう。
日本の猿だから,カタカナ書きの「シャーロット」である。発音が違う,と開き直ることは無理か・・・。
こういうとき,相手の国がイギリスでなかったら・・・などと想像してしまう。
あるいは,オバマ大統領が飼っている犬の子どもが「シンゾウ」と命名されたら・・・。
「ニュース」になってしまった動物園では,今年はこれから100匹生まれるらしい。
命名も大変な仕事である。
もし「シャーロット」という名になっていたら,いつも英国王室への敬愛とともに育てられていたのかもしれない。
昔,話題になった「あくま」くん問題。
現在,苦悩を抱える「キラキラネーム」の社会人たち。
名付け親には,それなりの責任が生じるという理解だけは共有しておきたい。
「名前負け」というプレッシャーも,当人にはけっこうキツイものである。
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