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年賀状からわかる伸びている子どもたちの共通点

 20年以上にわたってたまってきた中学生や卒業生からの年賀状を整理しながら改めて振り返ってみると,個性的なデザインやコメントがたくさん見つかり,受け取ったときの記憶に残っていることに気づかされます。

 送り手に強い印象を残してくれる生徒というのは,みんなよく成長してくれている気がします。

 「気がする」だけかもしれませんが,それだけ印象の強い年賀状を送ってくれた生徒のことを心にかけ,授業中だけはなく行事や部活動のときも何気なく見ていたのでしょう。

 一方で,親が勝手に出したのかも知れない,何のコメントも入っていない年賀状をくれた生徒の日常生活はなかなか思い起こせません。

 グローバル人材に限らず,これからの社会を生き抜いていくための資質として,自分の印象を強く相手に与えることができるような・・・たとえ10×15㎝程度の大きさでも,自分が伝えたいことをしっかりとPRできるような力を持っていることが必要なのかもしれませんね。

 成績を伸ばすコツは,「媚びを売る」とか「ごますりをする」とかいうことではなく,「とにかく頑張りますので応援して下さい」というようなメッセージを先生に向かって出すことにあるのかもしれません。

 手を抜けば,自分が自分に嘘をついたことになるので,教師に向けてのメッセージも実は自分に対するメッセージと同じであることがわかります。

 今年のナンバー1は,中学校2年生からの,毛筆で大きく伸び伸びとした文字を核にしたメッセージ入りの年賀状でした。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より