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自己教育力を回復せよ!

 今年から中長期の注目ポイントを「自己教育力」とすることにしました。

 本当に「真新しさ」のないテーマではあります。

 中には「真新しさ」だけを追い求める人たちもいるでしょう。

 そういう人たちには「自己教育力を回復させる」きっかけが必要です。

 もちろんそれは「真新しい何か」かもしれませんから,

 「真新しい何か」を追究することも大事です。

 しかし,「真新しい何か」をよくよく眺めてみると,実はずっと前からみんな知っていたこと,やっていたことかもしれない何かだったりします。

 当たり前だったものに,「真新しさ」という付加価値をそえて提供する機会を学校はもっと増やすべきかもしれません。

 大事なのは教師の教材研究です。

 教材研究に費やせる力こそが,「自己教育力」でもあります。

 10の教材のうち,9つ,いいえ,100の教材のうち,99は使いものにならないものかもしれません。

 それでも101個目を探し続ける力。

 研修や教育でつけさせることが難しいように思えるその力とは何か。

 探究心を育てることができる環境とは何か。

 失敗もたくさんあるかもしれませんが,現場でその答えを探していこうと思います。


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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より