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りんご農家訪問

 久しぶりに日曜・祝日の両日がフリーになったので,

 東北地方のある都市のフィールドワークに出かけてきた。

 25000分の1の地形図のいくつかの箇所を拡大コピーして,

 事前に選んだポイントからの景観写真を撮影するなどした。

 自然堤防上を実際に歩いて確認しようと計画していたが,

 車を止められそうな場所がなかったので断念した。

 予定外の収穫は,りんご農家の方にお話がうかがえた

 ことである。

 たまたま作業中に通りかかった2カ所で写真を撮ったり

 インタビューをさせてもらったりしたが,どちらでもお土産に

 りんごをいただいてしまった。

 一方では長くお話をうかがえたが,方言のかなりの部分が

 意味をとれず,残念ながら大事な箇所を聞き落としてしまった

 ように思えるが,今年でりんごの方はやめにするとの

 ことだった。後継ぎがいないからだそうだ。稲作は続けるという。

 かなりの広さの畑のりんごを手で収穫するのは

 相当の重労働というか,気が遠くなるほどの時間を要する。

 「人を雇ったらどうか」とも聞いてみたが,「それはできない」

 とのことだった。

 空港の近くのりんご農園の木は,低い高さで収穫できる
 
 ようになっていた。

261123_pb230328
261123_pb230330

 バイパスに近いりんご園では,高い位置でないといいりんごに

 ならないようで,はしごや重機を用いて収穫していた。

2611240_pb240405

 りんご農家は,中学校時代の修学旅行で

 訪問したことがあり,当時のインタビューの内容も

 思い出してきた。

 今回は,映画「奇跡のリンゴ」を鑑賞した後だったので,

 後から考えれば聞きたいことは山ほどあった。

 また暖かくなってから,訪問したいと思う。

 東京からのお土産を何にしようか思案しているところである。

 りんごの木を見ながら,育ての親は

 どういう気持ちで「産業」を打ち切っていくのか,

 いたたまれない思いも募ってくる。

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  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
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  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
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