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閉鎖空間の「勝ち負け」にこだわる体質の改善を

 学力調査の結果公表について,出した,出す,出さない

 というくだらないニュースばかりが続いているが,

 教育関係のニュースはせっかく取材しても読む人がいないという悲しさからか,

 どうでもいい話しか耳に入ってこない。

 ドングリの背比べになっている学力を全体として底上げしなければならないという危機感はどこからも発信されないのが,今の日本という国の特徴である。

 閉鎖空間の中で,たいした差がない「勝ち負け」にこだわっている。

 塾の中で,テストの成績順に座席が決まるという,ゲームの世界のような話がある国である。

 教育評論家たちも,結果を公表するとかしないとかいう話よりも,

 もっと根本的な「学力の低さ」を問題にすべきである。

 真剣に考えるべきなのは,

 東京都大田区で起こった痛ましい事件である。

 ニュースのタイトルは「中学受験控え,眠れない」という痛ましい言葉で紹介されている。

 小学生を追い詰めているのは,いじめだけではない。

 おそらく命を絶とうとしてしまった子どもたちは,

 全国学力調査のような「易しい問題」は難なく全問正解してしまうような学力をもっていたのではないか。

 なぜ,命を絶たなければならなかったのか。

 なぜ,二人で一緒だったのか。

 こういうニュースは,私の中での記憶では,自殺したアイドルの後追い自殺の事件以来である。

 たかが国内の中学校や高校,大学への受験で競い合うことが,

 この事件のような結果を招いた可能性があることに,

 公立小学校の教員たちは動くべきである。

 たとえば,小学校の基本的な生活習慣が送れていないような子どもには,

 受験資格を持たせないなど。

 最低でも,中学入試の合否判定には,高校のように,内申点を加味する条件をつけさせるなど。

 第二,第三の犠牲者を出す前に,目の前の子どもたちを見て,何か行動を起こすべきである。


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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より