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全国6位の沖縄の子どもたちは自信を高めたか?

 こういうと沖縄の子どもたちには失礼かもしれないが,

 「算数A問題で沖縄6位!」というニュースは,

 「沖縄ができるなら,うちでも」というやる気をもたらしていくのか,どうか。

 「秋田参り」が「沖縄参り」に変わるのか。

 あるプロジェクトに私も参加しているが,沖縄での研究授業の機会も増えている。

 県の単位ではないかもしれないが,学力向上に力を入れていることが伝わってくる。

 今回の「成果」をどのように考えるかは,県教育委員会が責任をもって発表してくれるだろう。

 子どもたちに自信がつくのが何よりである。

 「算数A問題が6位」であるのに対し,「B問題は34位」というのが,とても

 わかりやすい「ハードル」を示してくれていることもわかった。

 ぜひ,「学力工場」に陥らず,真の「学力向上」に突き進んでいってもらいたいと願う。

 私が気にしているのは,まるで過激な宗教集団のように,

 子どもを飽きさせない,全員に参加させるという信仰のもとで,

 短い時間で区切って次々に課題をやらせて,時間で競わせるのがはやっているところがあることである。

 異端者のいたたまれなさを含め,あまりの痛ましさに,どうにか,だれかにやめさせてもらいたいと切に願う。

 子どもを「売り物」にしている小学校の教師がいる。

 学力向上のための意欲的な取り組みはけっこうだが,

 ぜひ子どもが犠牲になるという弊害だけは,何とか避けてほしい。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より