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警察を学校に入れることの最大のメリット

 埼玉県の「中学校」と「警察」の関係が話題になっている。

 尾木ママは反対派としてのコメントを出しているようだが,

 「すぐに警察を呼ぶ」ことの最大のメリットを知っておいてほしい。

 教員が「胸倉をつかまれた」,

 「生徒が言うことをきかなくなった」くらいでどうして警察を呼ぶのか?

 と30年前の学校だったら多くの教師はみんな思っただろう。

 昔は,教師の側には教師なりのメンツがあった。

 今は,そんなメンツだけで生きていける時代ではなくなったのである。

 私が指摘したい最大のメリットは,

 教師による体罰(暴行)を防ぐことができる,ということだ。

 教師の側が警察を呼べるということは,

 生徒の側も110番できるということを意味する。

 体罰は「現行犯逮捕」も可能になるということである。

 女子バレーボールなどの大会には,警察署に頼んでおいて,

 覆面警官を常置してみるといい。

 今後の課題は,問題を起こす子どもたちが,

 学校よりも警察を信頼するようになっていくことである。

 学校の先生より,警察官の方が話を聞いてくれる,という「噂」が広がるのも遠い先の話ではないだろう。

 尾木ママは,そういうことを心配しているのだろう。

 しかし,部活動の指導の現場を中心とした「警察官によるパトロール」は,

 体罰根絶には絶大な効果を発揮するだろう。

 尾木ママの使う言葉のいやらしさは,

 警察に「権力」という言葉をくっつける点である。

 「権力」=悪というイメージは,そろそろ払拭していかなければならない。

 「権力」を上手にコントロールできない国民から,そろそろ「卒業」しなければならないからである。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より