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「天空の城」にたどりつくには

 神戸新聞のニュースで,「天空の城」として人気の竹田城を訪れるつもりの観光客が,

 誤って別の駅に向かってしまうという「事件」が相次いでいることが紹介されている。
 
 このような誤りを防ぐことができる人には,どのような能力が備わっているのか。

 このような誤りをしてしまいがちの人には,どのような能力が備わっていないのか。

 小中学校で培われたはずの「地図を見るくせ」「地図を読むくせ」は,忘れ去れてしまったのか。

 それとも,「そんなくせなど身に付けさせてはもらえなかった」のか。

 残念ながら,中学校の教科書として採用されている「地図帳」には,「竹田城跡」は示されていない。

 100万分の1の縮尺では,示しきれない情報なのだろうが,有名な観光地はぜひ掲載してほしいと思う。

 「地図帳」は,書店で購入する年配の方がいるらしい。

 今の地図帳は,昔より大きなサイズになっている。

 字は相変わらず小さいが,史跡などは目立つ表記がなされている。

 小縮尺の地図で,移動のルートや周辺の地域の特色などを確かめながら行動することで,

 「点と線」の旅行から「面」を楽しむ旅行に変化するかもしれない。

 カーナビでルートを示してくれたり,

 声で「竹田城までのルート」と指示すればスマホが答えてくれるような時代になったが,

 適切な縮尺の地図を探して,ピンポイントの観光地だけでなく,

 「ここも行ってみたい」という場所がみつかるような探し方ができるように子どもを育てていきたい。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より