パプアニューギニアへのODA
パプアニューギニアの高校生や先生方が,東日本大震災のときに被災地へ義援金を送ってくれたことをご存じの方はどのくらいいるだろうか。
パプアニューギニアの人たちにとって,寄付などで集まった350万円というのは,どのくらいのお金なのだろうか。
日本の1人あたりの国民総所得は4万ドルくらい。パプアニューギニアは1000ドルと少し。
経済の規模では40倍の開きがある。350万円の40倍・・・・
日本で高校生と先生が1億4000万円を集めることは可能だろうか。
本当にありがたいことである。
パプアニューギニアでも,津波で犠牲になった方がたくさんいる。
地震による被害も起こりやすい。
お互いにいつでも助け合えるような関係でありたい。
今回のODA供与の記事では,6月から日本がパプアニューギニアから液化天然ガスの輸入を開始していることにもふれている。
両国のつながりは,これからも太くなっていくことが予想される。
私はパプアニューギニアの教育関係者と会ったことがあるが,
遠隔地の教育に対する関心が高いようである。
ネットやICT機器を活用した授業や学習が普及することを望んでいる。
もしかしたら,日本での普及よりも早い時期に実現できるかもしれない。
« 0.2%の差が大騒動に | トップページ | 指示を鵜呑みにせず,本質を見極めて理解する »
「教育」カテゴリの記事
- 教員になりたての人がすぐ辞める理由(2019.01.12)
- 教育は「願ったもの勝ち」「言ったもの勝ち」ではない(2019.01.08)
- 「一人も見捨てない」は罪な要求である(2019.01.04)
- 列で並ぶこと自体が好きな?日本人(2019.01.01)
「ニュースより」カテゴリの記事
- 止まらないビールの需要減(2018.12.30)
- 五輪ボランティアの数字を見て(2018.12.27)
- 南青山に似た環境の公立学校は,頑張った。(2018.12.23)
- 愛校心によって大切なものを失った経験から(2018.12.16)
「社会科」カテゴリの記事
- 止まらないビールの需要減(2018.12.30)
- 皇族への言論弾圧(2018.11.30)
- ありえない課題設定・・・EUが1つの国?(2018.11.24)
- 1000人当たりの暴力行為発生件数ワースト5は(2018.10.29)
- 創造性を奪うポートフォリオ評価(2018.06.05)
「ICT教育」カテゴリの記事
- 【特別警報】 小中学生にもできること(2018.07.06)
- 生徒指導部と教務部の違い(2017.04.14)
- 理解するよりも誤解する人が多い教育論(2017.03.13)
- 疑問に思う力を損なわない教育(2017.01.01)
- カンニングの習慣がつく『学び合い』(2016.12.23)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント