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パプアニューギニアへのODA

 パプアニューギニアの高校生や先生方が,東日本大震災のときに被災地へ義援金を送ってくれたことをご存じの方はどのくらいいるだろうか。

 パプアニューギニアの人たちにとって,寄付などで集まった350万円というのは,どのくらいのお金なのだろうか。

 日本の1人あたりの国民総所得は4万ドルくらい。パプアニューギニアは1000ドルと少し。

 経済の規模では40倍の開きがある。350万円の40倍・・・・

 日本で高校生と先生が1億4000万円を集めることは可能だろうか。

 本当にありがたいことである。

 パプアニューギニアでも,津波で犠牲になった方がたくさんいる。

 地震による被害も起こりやすい。

 お互いにいつでも助け合えるような関係でありたい。

 今回のODA供与の記事では,6月から日本がパプアニューギニアから液化天然ガスの輸入を開始していることにもふれている。

 両国のつながりは,これからも太くなっていくことが予想される。

 私はパプアニューギニアの教育関係者と会ったことがあるが,

 遠隔地の教育に対する関心が高いようである。

 ネットやICT機器を活用した授業や学習が普及することを望んでいる。

 もしかしたら,日本での普及よりも早い時期に実現できるかもしれない。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より