さすがに衆議院議員にはダメ出しをできない
職業的なクセというのは,どこに行っても体から抜けないものである。
先日の衆議院議員の会合で一番気になったのは,
議員の「話し方」「声の張り」の課題である。
政治家っぽくないところが,人気の秘訣なのかもしれないが,
もう少しどうにかしてほしいとは・・・・さすがに言えない。
中学生だったら,すぐにでも改善させるべく声をかけるが,そういうことができないもどかしさを味わうのが
「外界」というところである。
学校という「特別区」の中では,教師というのは好きなだけ「教える」場面があるが,
「区域外」では役に立たない。
とても誠実そうな人だし,実務に関しては本当に頼れそうな議員だから,
「もったいなさ」感が余計につのる。
一方で,話し方で人を虜にするような議員というのも,想像するとこわい。
自分の頭で考えられる国民が,自分の頭で考えて話している政治家を選べる民主主義の国でありたい。
どこかの都道府県の議会で「道徳の成績」が最低の議員がヤジを飛ばしたことが問題になっている。
小泉ジュニアはいつも口にしている。
「議員はたった一言の失言で,すべてを失う」
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