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愚痴聞きのプロと素人

 やたらと他人に自分の愚痴を聞かせて,ストレスを解消する人がいる。

 聞かせている相手にストレスを与えることなどお構いなしである。

 こういうブログの場合,嫌なら読まなければよいだけだが,勝手に読んで勝手にストレスをためる人もいる。

 半ば強制的に聞かせられる愚痴にどれくらい耐えられるかは,

 本人の性格の影響もあるだろうが,教師には欠かせない資質・能力である。

 優れたリーダーは,人の愚痴を親身になって聞いてあげて,

 ときに適切なアドバイスをして,事態の好転を実現させることができる。

 ただ99%の普通のリーダーは,ただ愚痴を聞いているだけの

 「受容的態度」というカウンセリングマインドが大切である。

 しかし,愚痴聞きの素人は,「おまえが悪いだけだ」などと正直なことを言ってしまいそうになる。

 それを我慢しなければならないから,ストレスがたまってしまうのである。

 77歳になった私の母親は,まだ現役で店を切り盛りしている。

 母よりも高齢のお客様の愚痴をしっかりと聞いてあげている。

 それにしても,77歳にもなって他人の愚痴を聞き続けられる人というのは

 すごいとしか言いようがない。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より