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能率を向上させるために仕事を増やす

 読書編でご紹介したことですが,つい2週間ほど前は,同時進行の仕事が5つくらいあって,なかなか頭の中の整理がつかず,混沌とした感じではかどらなかったのに,仕事がさらに増えて10個以上になると,なぜか不思議に頭がはっきり・すっきりしてきて,能率もあがり,次々にこなせるようになってきました。

 どうやら,数が少ないと,余裕というより油断が生じて,頭がしっかりと働いてくれないようです。

 仕事は多くなればなるほど,優先順位を意識せざるを得ないようになります。

 ただ,重要な仕事と,自分がやりたいと思っている仕事(研究)が異なっているため,

 優先すべき順番と実際にやっている順番は食い違っている。

 でも,こういう仕事の進め方が,結局は効率的で,しかも,効果的なのかもしれません。

 いくつかの仕事を同時進行することで,

 「全体像」というか,「おおもとの目的・目標」などを見失わないですみます。

 仕事は「組み合わせ」のパターンによって,新しい目標や課題が発見できたりして,

 個別のおもしろさ以上のものが実感できるようになります。

 教材研究も,生徒理解も,1点重視,1点突破では,うまくいかないかもしれません。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より