ウェブページ

最近のトラックバック

本の検索・注文


  • サーチする:
    Amazon.co.jp のロゴ

« 一人も見捨てないつもりの教師が全員を見捨てている教室 | トップページ | エベレスト登頂のための「犠牲者」たち »

全国学力調査を学力向上に直結させるために

 全国学力調査の結果公表の課題については,本日はふれないことにする。

 学力向上への道を,各自治体は示していくべきである。

 学力向上には,「復習」が不可欠である。
 
 学校の定期考査の問題の解き直しを,どのくらい丁寧に指導しているかによって,学力の学校間格差が生まれるという仮説を私はもっている。

 もし自治体がそれを学校任せにせずに,リーダーシップを発揮して学習のあるべき姿を示したければ,

 学力調査の問題の正解,模範解答例,問題への基本的な取り組み方,応用問題などの情報を豊富に提供するべきである。

 最も優秀な教師に「解説」させて,それを動画で公開する。

 こういう取り組みが塾や予備校でしかできないから,

 「学力向上は学校ではなく,塾や予備校の仕事」のようになってしまい,

 東京都の高校のように,塾や予備校に試験問題をチェックしてもらうような事態に陥るわけである。

 問題は,解いただけでは学力は向上しない。

 それをすぐに活用することが,学力向上の近道である。


にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へにほんブログ村 教育ブログ 教師教育・教員養成へにほんブログ村 教育ブログ 社会科教育へ

« 一人も見捨てないつもりの教師が全員を見捨てている教室 | トップページ | エベレスト登頂のための「犠牲者」たち »

教育」カテゴリの記事

ニュースより」カテゴリの記事

学校選択制」カテゴリの記事

学習指導要領」カテゴリの記事

教育改革」カテゴリの記事

リーダーシップ」カテゴリの記事

学習の評価」カテゴリの記事

学校評価」カテゴリの記事

学力向上」カテゴリの記事

教職教育」カテゴリの記事

教師の逆コンピテンシー」カテゴリの記事

教育実習」カテゴリの記事

教員の評価」カテゴリの記事

教員研修」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 全国学力調査を学力向上に直結させるために:

« 一人も見捨てないつもりの教師が全員を見捨てている教室 | トップページ | エベレスト登頂のための「犠牲者」たち »

2021年11月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より