ウェブページ

最近のトラックバック

本の検索・注文


  • サーチする:
    Amazon.co.jp のロゴ

« 罠にかかった! | トップページ | イスラームは厳しくない? »

一刀両断ではすまないこの世界

 複雑化し,利害関係が錯綜しているこの世界は,何でも一刀両断ですますようなことはできない。

 大切なのは「問題を解決する」ための知恵であり,「問題を処理する」ための決断は,最後の最後に「信頼のおける人たち」が責任をもってあたるべきである。

 人間への評価は,きれいに白黒つけたり,できる・できないという風に判別できない。

 そのために,学校現場の場合は,生徒に「目に見えるような実害」が及んで初めて

 「指導力不足」が認定されるのが,痛恨の極みである。犯罪なら一発退場なのだが,「指導力不足」の問題には,広いグレーゾーンが存在する。

 だから,現場としては,今あるカードをいかに有効に使い切るかという発想でいくしかない。

 教員評価は現場を荒廃させる,という感覚的な忌避反応をしている人がいたが,

 評価の中核に,「人を活かすことができたかどうか」があれば,

 「自分だけががんばった」ような教師は高い評価が得られない

 (「自分がみんなの足を引っ張った」という人が評価されないのも当然だが)

 わけで,結局は「組織力」がものを言うわけである。

 「同僚性」という言葉を「キズのなめ合い」「かばい合い」「問題の隠し合い」というイメージで使っている人間は,そもそも公務員としての資格を欠いてしまっている。

 「同僚性」とは,教育の成果を出すためのチームワークでなければならない。

 そして,それを統括するのが管理職であり,

 管理職への的確な評価が,教育委員会事務局の行政マンには求められているわけである。

 管理職の姿が全く見えない教員のブログがある。

 職場のコミュニケーション不足は,教育力不足に直結し,問題発生時の危機管理ができない原因にもなる。

 まずは管理職とじっくり語り合ってほしい。

にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へにほんブログ村 教育ブログ 教師教育・教員養成へにほんブログ村 教育ブログ 社会科教育へ 

« 罠にかかった! | トップページ | イスラームは厳しくない? »

教育」カテゴリの記事

ニュースより」カテゴリの記事

教育改革」カテゴリの記事

学校評価」カテゴリの記事

教職教育」カテゴリの記事

教師の逆コンピテンシー」カテゴリの記事

教育実習」カテゴリの記事

教員の評価」カテゴリの記事

教員研修」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 一刀両断ではすまないこの世界:

« 罠にかかった! | トップページ | イスラームは厳しくない? »

2021年11月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より