「この先生は,本気で子どもと向き合っているか?」という問い
成長する人間は,自ら壁のある方に進んでいく,という。
いつまでたっても成長しない人間は,いつも障害物を避けて先に進もうとする,ともいう。
教師が「子どもに向き合う」というとき,それは
「いつも一緒にいる」ことだけを指すのではない。
むしろ,
「本気で子どもと向き合うために,自分には何が足りないのか」を
自問自答する時間,
足りないものを補おうとする時間,
さらに自分を伸ばす時間を確保するために,
あえて子どもから離れる時間を増やす,という方法もある。
親としては,教師に対して常に,
「この先生は,本気で子どもに向き合っているか?」という目を向けていたい。
子どもと向き合う,ということは,
今の社会に向き合っている,ということでもある。
さらに,これからの社会をどうするか,という問題に向き合っていることでもある。
小学校なら,その教師が社会科をどれくらい勉強しているかで,教育の「本気度」がわかるだろう。
中学校の社会科教師なら,自分をどういう社会人として位置づけているかを語ってもらうことで,その「本気度」がわかるだろう。
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
別の記事で回答させていただきました。
「子どもに向き合うゆとりがない」教師がいるのも確かです。
小さい子どもがいる方は,自分の子どもを犠牲にせざるを得ない状況も生まれる。
チームワークのいい教員集団なら,救われた子どももたくさんいたはずですが・・・。
投稿: kurazoh | 2014/01/25 13:17
向き合ってる教師なんていないし、向き合ってほしくもないし、「向き合っていません」と公言させるところからはじめましょうね(笑)
投稿: ちゃりこ父 | 2014/01/24 07:33