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支持している候補者がよくわかる?各新聞社

 本日の朝日新聞と読売新聞の朝刊は,メディアリテラシー教育にはうってつけの「教材」です。

 新聞社が,どの候補者を「支持」しているかが中学生でもわかるようになっています。

 朝日新聞では,最初に出てくる個人名は「小泉氏」です。

 候補者のうしろで,安倍総理と小泉元総理が向かい合って対決するような構図をつくりだし,
 
 「脱原発 争点に」という文字が最大の大きさで示されています。

 図をよく見ると,舛添氏は安倍総理の「原発活用」派よりも,「脱原発派」の方に近いことがわかりますが,そう考えると,舛添氏のすぐ後ろに安倍総理が描かれているのはおかしいことになります。

 今は新聞社自体が個別の政策について,特定の考え・方針を掲げているような時代になっていますから,当然,支持する候補者も決まってきて,「偏り」がいくらでも出せるようになっているのです。

 一方の読売新聞では,「舛添氏」が最初に来て,「細川氏」よりも文字の大きさが大きくなっています。

 候補者以外の顔写真は掲載されていませんが,細川氏の方は後ろに二人の顔の一部が写って,暗い印象になっているのに対し,舛添氏の方はバックが明るく,顔の輪郭がはっきりしています。

 朝日新聞は何もふれていないのに対し,読売新聞は,細川氏が首相を辞任した経緯について,また,猪瀬前都知事の問題にもふれて,「政治とカネ」も重要な争点の一つ,としています。

 ここまでそろえば,中学生にもう何も説明する必要はありません。

 新聞は新聞。自分の考えを,しっかりと持ちましょう。

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  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
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  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より