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許していい人と許してはならない人(歴史編)

 歴史を学習した小中学生に,

 日本の歴史上の人物のうち,

 「許していい人」と「許してはならない人」を3人ずつ挙げてください。

 と質問したら,どんな答えが返ってくるでしょうか。

 「許してはならない人」の方は,たとえば

 「源義経を許さなかった源頼朝」

 「反抗した人々を皆殺しにした織田信長」

 「坂本龍馬を暗殺した人」

 「日本を攻めたモンゴル人」

 などが挙がってくるかもしれません。

 では,「許していい人」の方はどうでしょうか。

 「民衆に重労働を強いたけど,立派な大仏を完成させて国を救おうとした聖武天皇」とか,

 「国書を無視したり使者を殺したりしたけど,国を一つにして侵略者を撃退しようとした北条時宗」とか?

 案外,難しい問いですよね。

 日本は今,グローバル人材の育成を大きな目標にしようとしています。

 もしそういう人材を育てようとするなら,日本から見た日本の歴史ではなく,

 外国から見た日本の歴史という視点も大切になります。

 だから,たとえば「韓国の人から」という視点で考えると,

 「許してはならない人」としては「豊臣秀吉」が,

 「許していい人」としては「伊藤博文」があがってくるかもしれません。

 歴史認識というのは,自国に都合のいいようにもっていくべきだ,という考え方があることは,

 歴史の教科書に関するニュースに接するだけで中学生でも気づくことができます。

 「許していい人」と「許してはならない人」の違いは何か。

 「許していい考え方」と「許してはならない考え方」の違いは何か。

 「寛容」がカバーできる範囲とは何か。

 新年早々ですが,未来を生きる人たちには考えておいてほしいテーマです。

 
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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より