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公立学校の教師の「心の健康ケア」を義務化すべき?

 教師の犯罪から目を背けてはならない。愛知県岡崎警察署に逮捕された教師は,すでに窃盗で逮捕され,小学校に脅迫文を出して威力業務妨害の疑いで再逮捕され,不審火についても調査中だったらしい。

 ここまでは昨年の話である。

 ニュースでは,この件にふれていないものが多かった。

 もし,セットで報道されていたら,どういう反応があっただろうか。

 なぜ,昨年の話をセットにしないで報道したのだろうか。

 この人は,今年になっても,まだ「先生」だったのだろうか・・・・。

 自然な豊かな地域の小学校が,こんな犯罪で名を知られるようになってしまった。

 同じようなことを繰り返さないためにも,行政は・・・いや,国は早急に対策を講じるべきである。

 「担任の先生は犯罪者だった」という子どもをできるだけ増やさないようにしたい。

 教師の多くは,相当のストレスを抱えている。

 教育とはそういう仕事だから,当然である。

 だからストレスへの耐性がない人にはつとまらない。

 ストレスのはけ口が,子どもに向かっている教師もいるだろう。

 パソコンがプールに捨てられるくらい,子どもが犠牲になるよりましである。

 私が今まで勤務していたすべての学校は,

 教員のストレス解消の方法がはっきりしていた。

 子どもの話で盛り上がる,そういう学校だった。

 よい話も悪い話もであるが,そこには子どもへの愛情であふれていた。

 教員のストレスは,子どもへの愛情で解消していくしかない。

 自律的な行動が必要である。

 だから,「心の専門家」をいくら投入しても,大きな効果が期待できるとは思えない。

 「心の健康ケア」は,本音で語り合える教員集団をつくるのが一番である。

 小学校という職場には,そういう空間が絶対に必要である。


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  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より