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心と頭の財産の貯め方(3) ~学校で育んだ「共通財産」の生かし方~

 前回,「道徳の教科書」を分厚い「読み物」=「本」にして,

 学校では日本人として最低限,知っておきたい,

 「心の財産」にしたい話をまとめ,共通の財産にしたい,という話を最後に書きました。

 その生かし方の案も提案いたします。

 この教科書に書かれた内容をもとに,「感想文」をどんどん書き,それを

 学校のHPを通じてどんどん公開しましょう。

 そこに,その学校の教師,他校の教師,他校の生徒,地域の方々,後輩となる小学生,などなどから,

 コメントをつけてもらいましょう。

 そして,「感想文コンクール」なんてものはなくし,

 いろんな生徒による,「心と頭への刺激のある」リアクションを共有し合って,

 より強く,

 より朗らかで,

 より日本の未来を明るくするような「対話」の場をつくっていきましょう。

 何%入るかわからない,誹謗中傷やからかいの内容の排除もたいへんな仕事かもしれませんが,

 それよりも「いい話」が読める確率は高いと思いますから,保護者のボランティアの方々に活躍していただきましょう。

 どんな内容を教科書に盛り込むか,それが最も悩み深い話ですが,

 その研究をする学校を100くらい選んで,素材となる文章をどんどん読ませて感想を書いてもらい,

 感想の内容を分析して絞り込んでいく手法はどうでしょう。

 朝読書の時間が輝きますよ。

 未来の輝きのためにもなる取り組みです。

 ・・・・もちろん,タブレット端末を生徒が利用できるような環境になれば,

 冊子の本はいりません。

 毎朝,朝読書の時間に配信すればよいのです。

 新聞社と提携する,という方法もありますが,今のように新聞社がそれぞれ偏りのある時代では無理でしょう。

 最後の頼りは,全く視聴をしない人からもお金をとっているNHKですかね。


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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より