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ビジネス英語で変わる教育への姿勢~その4 ISSUE ~

 problem ではなく,

 issue 。

 学校では,生活指導上の「問題」がよく発生します。

 問題ばかり起こす生徒は「M(ラージエム)」とか「m(スモールエム)」という隠語で呼ばれることがあります。

 (クラス替えの資料には,こういう記号をつけて,特定のクラスに「M」や「m」が集中しないように配慮します)

 また問題か・・・。

 こういうときの問題は,

 problem でよいのかもしれませんが,

 何でもかんでもマイナスイメージ,厄介ごとだ,というニュアンスの problem と呼ぶのではなく,

 「前向きに緊急に対処すべき課題」という意味のある

 issue

 と呼ぶようにすれば,少しは後ろ向きでない姿勢がとれるようになりませんか?

 「問題」と「課題」という,日本語の区別で対処してもいいのかもしれませんが・・・。

 私たちの教育の仕事は,

 important issue

 なんですよね。

 いつでも

 focus on an issue

 でいきたいものです。


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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より