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« 「原点」とは,「今よりは下」だったから,「原点」になったのだが・・・ | トップページ | 超優良人気校が「ブラック学校」に変化するとき »

得点が伸びている生徒の「テストの問題用紙」を見るとわかること

 このような話は,塾などの方にとっては当たり前のことかもしれませんが,

 学校の先生から聞いた記憶がないので,一応,教師の立場で気づいたこととして書いておきます。

 テストの監督中,私は解答用紙だけではなく,問題用紙をどう使っているかを見てまわっています。

 そして,得点がしっかり伸びている子どもの多くがしていることに気づきました。

 特に,「問われていること」が複数の内容であったり,やや複雑な表現だったり,「正しいものを選ぶ」のではなく,「誤ったものを選ぶ」ような場合,線を引いたり枠で囲んだりしているのです。

 それだけでなく,たとえば理科のテストであれば,計算を問題の近くにしてあったり,

 問題中には記入されていない元素記号や化学式を記入したりと,

 その生徒がどのような内容をどの程度,理解しているかが,問題用紙を見ればわかるほどの状態になっているということです。

 また,時間がかかりそうな問題は飛ばして,あとで必ず戻ってこられるように,問題番号に目立つ印がついていたり,解答に自信がないために,時間が余った場合に見直し(再考)ができるような印をつけていたりと,これも理解度なりを測定する材料になっています。

 このようにしろ,と指導したとしても,全員が同じようなことを問題用紙に書き込めるとは限りません。

 テストというと,解答用紙に答えを書き込む時間だ,というのが一般的な常識でしょう。

 そうではなく,問題用紙にたくさん書きこめていること自体が余裕の表れだし,これこそが「ゆとり」の正しいイメージだ,という気もします。

 国語で出題されている長文の文章にさえ,線を引いたり印をつけたりできない生徒は,やはりしっかり得点できていません。

 一度,「得点が伸びている生徒の問題用紙」の例をプリントにして配りたいくらいです・・・・と思い返せば,十年以上前にそれをしたことがありました。

 学習内容は理解できているのに,「答え方」を誤ってしまい,あるいは,「答えないといけないこと」を読み切れなかったりしたために,得点ができない=理解していないと思われてしまう,そんな生徒がいなくなることを望みます。

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  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
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  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
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  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
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  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
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