ネット上のブログは読み放題ですが,本の立ち読みはやめましょう!
大型書店の中には,各階のスペースに「立ち読み」ならぬ「座ってゆっくりお読み下さい」なんてコーナーを設けているところがある。
しかし,図書館でもないのに,買わないかもしれない本を,しかも一番大切なところを読む気にはなれない。
「立ち読みはいけない」というモラルを大人は子どもに教えなければならない。
いずれ,タッチパネルの端末で,本の目次や内容の一部が読めるようなサービスが書店で広がるだろう。
音声認識を使って,関連のある本やその内容も調べることができるようになる。
電子書籍も広がっているようだが,紙の本の需要は決してなくなることはないだろう。
必要のないページをめくっている間に,「無意識のひっかかり」を脳は覚えておいてくれる。
これが次の「読書意欲」「知識・情報の獲得欲求」のもとになっていくのである。
こういうことを,タダでやってはいけない。
万引きはもちろん犯罪だけど,大事な内容まで読んでしまうような「立ち読み」も犯罪扱いしてかまわないと思う。
立派な「盗み」である。
子どもに何の言い訳もできまい。
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