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謙虚な人間が決して口にしないこと

 教育現場では,教師はときに自分もできていないことを,

 子どもに「目標」として設定することがあります。

 それが,「人は謙虚であるべきこと」。

 子どもというのは,大人に直接触れて,成長していく部分がたくさんあります。

 謙虚な態度を人前で見せている親や教師を見て育っている子どもは,

 「謙虚な態度」の意味や意義を知ることができる。

 逆に,人に
 
 「謙虚であれ」と言いながら,

 謙虚さを感じられない人間に出会うと,

 「謙虚さを失う人間ならでは」の言葉というものを知るわけです。

 そういう意味で,タイトルだけは立派だがいろんな「害」をふりまいているブログがある。

 この管理人に読ませたい記事が,雑誌にありました。

 「謙虚さを養うための基本原則」が6つ紹介されていましたが,そのうちの2つをご紹介しましょう。

 一つは,

 風変わりなアイデアにも特に耳を傾けよう

 というもの,

 もう一つは,

 強い好奇心を持とう

 というものです。

 謙虚さを失った人間は,

 自分が「これは誤った考えだ」と認識すると,

 すぐに排除しようとします。

 こういう「排除」の態度は,教育現場ではすぐに子どもや保護者に見抜かれてしまい,

 「そういう人間」としての扱いを受けることになります。

 中には,「そういう人間」そっくりの人間に成長してしまう子どもも出てくることでしょう。

 世の中には,旧態依然とした仕組みのなかで本来の力が出せない人たちがたくさんいる。

 そういう人に将来のためのチャレンジ精神を育てるのも,教師の役割です。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より