川勝平太知事の悲痛な叫びでよくわかった静岡県教委の問題点
静岡県のHPの,「ようこそ知事室へ」を読んで,
静岡県の教育委員会の課題がよく分かりました。
大津市もそうでしたが,やはりあぜんとするほどの状態です。
県教委が学力調査のデータを秘匿していた事実も示されています。
県教委の体質が,痛いほどよくわかりました。
静岡県だけではないのでしょうが,私の印象は「あまりにひどい」。
ここでは詳しく書きません。
静岡県の校長のなかで,立ち上がる勇気がある人はまずいないでしょう。
そういう地方だということが非常によくわかりました。
悲痛な叫びです。
川勝知事のような人が全国に生まれないと,日本の教育は変われないでしょう。
私は川勝知事を応援します。
HPで確認できたことがもう一つ。
私の学校の中学生が訪問させていただいた小学校が,どうやら全国の平均を上回っていたようで,校長先生のお名前がありました。
また交流会のお願いができそうでほっとしています。
507校中,86校(17%)しか平均点を上回る小学校がない,ということは,やはり全国最下位になってもしかたがなさそうです。
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もともと根性の腐ったようなものが利権者になると、制度の表面上の改革、罰則は望めても、意識改革は不可能。
GHQの負の産物、教育委員会は全廃すべき。
投稿: ちゃりこ父 | 2013/10/22 07:45