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テストの解答用紙をスキャンしてPDFにしておく理由

 昔,私のブログでも,「解答の改ざん対策」としてふれたことがあったかもしれないが,

 今,私がこれを行う最大の理由は,

 「生徒が書いた答え」をもとに教材をつくるためである。

 私の実践(というより生徒の学習実践なのだが)はリンクを貼っていない別のブログで紹介しているが,ここで紹介しているのが,こういう「作品」である。

 評価の観点が,「思考・判断・表現」に変わったから,ではない。

 そもそも,以前の観点でも,「思考・判断」の力は

 「表現したもの」を見なければ評価ができなかったはずである。

 だから,今さら「記述式の問題を増やす」のもおかしな話だが,
 
 私の問題の場合は7割方が「記述式」なので,

 とにかく中学生らしい「自分なりの言葉」「自分なりの表現」が

 そこにあふれている。

 それをテストの返却によって,「読めないもの」にしてしまうのは惜しい。

 それに,「点数」としては「評価しきれないこと」もある。

 こういう理由から,

 「テストの解答用紙をスキャンしてPDFにしておく」ことは,

 すべての学校で取り組んでもよい「雑務」である。

 この「雑務」が,「本当の仕事」の成果を生むための資源になるのである。


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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より