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ブログ・ムラ

 ブログ「ムラ」というのは,実態をごまかす上でもいいネーミングである。

 ここは,「理想郷」ではない。

 私のように「過密都市」に住んでいる人間が,

 「ムラ」と聞くと,どこかほっとする響きがある。

 しかし,「過疎の村」に住んでいる人にとっては,

 「プライバシーがない」

 「若い人がいなくなって,

 戻ってこなくて,明るい未来を感じにくい」

 というイメージの方が大きいかもしれないが・・・。


 実際のブログ「ムラ」は,

 何でも言いたい放題,どんな言葉でも使い放題の,

 お互いに干渉し合うことを嫌う,

 「都市」「町」のような「ムラ」である。

 
 予想通り,

 「出るべくして出た」言葉がある。

 「分裂症」「統合失調症」という言葉を相手に投げつけなければ気が済まない人間が

 この「ムラ」にはいるのである。


 実際の「村」で,もし本当にそういう病で苦しんでいる本人や家族がいたら,

 どのように周囲の人たちは接してくれるだろうか。

 
 「こいつは,こんなことを今日も言っている」

 などと言いふらす「村人」が,そこに住んでいるだろうか。


 「あんなやつと話すのは,故障している車に乗るのと同じだ」

 なんて声をかける「ムラビト」が,実在するのである。

 
 もちろん,今の「町」にも,

 「そんなことを言うもんじゃない」と叱ってくれる人がいるだろうが,

 「ムラ」にはそういう住民はいない方が

 「適切」なのだろうか。


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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より