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長嶋さん・松井さん・阿部さんの緊張

 三番目の阿部さんは,安倍総理のことではなく,

 巨人の4番の阿部選手のことである。

 今日,一番「緊張」している選手は,この巨人の4番だろうと,

 勝手に想像している。

 チャンスでの凡打は,その「緊張」のためだと思っている。


 私は,安倍総理の姿やスピーチが浮いてしまわないか,

 心配していたのだが,どうにかドームのファンを敵にまわさないですんだようだ。

 「アンチ巨人」とまでスピーチで明かした時は冷や冷やしたが,
 
 あくまでも今日の主役は長嶋・松井であった。


 ついでに緊張していたのは,
 
 左手一本で始球式の球を打ちに行った長嶋さんの後ろで,

 半分以上予想し,警戒していた原監督だろう。

 あれでは安倍総理のSPも間に合わない。

 
 今日は,亡き父に2人の国民栄誉賞受賞の報告を行いたい。

 熱烈な巨人ファンであった。

 原世代の私,

 松井世代の息子と,

 別に野球が好きではない家族を苦しませる季節になってしまった。


 みんな,本当の「孤独」を味わってきた人,味わっている人たちばかりだと感じている。

 今,教師たちは,かつての長嶋監督と松井選手のように,

 一人一人の子どもと真剣に向き合うのをやめてしまってはいないか。

 それも授業というかけがえのない時間の中で。

 
 教師は,放課後に子どもとそういう時間をもつことはできない。

 授業が勝負である,というのは,そういう意味である。

 
 最後に,松井さんには,

 将来,巨人の監督という「約束された場所」があるかもしれない。

 ただ,野球ファンには失礼かもしれないが,

 松井さんにはもっと「大きな仕事」があるような気がしてならない。


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  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
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    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
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