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体罰が急増?・・・評定の誤りも急増する?

実際にあった体罰の数が急増したわけではなかろう。

 本気で調査したから,確認された件数が増加したに過ぎない。

 いじめと同じように,定義があいまいだったり,本人や被害者がそうだと認めなければ,カウントされることがなかったりしたため,学校側に報告を求める「調査」では「本当の実態」はわからなかったのだ。

 もし,生徒の評価・評定の根拠を本気で調査したら,どういうことになるだろう。

 指導力不足「予備軍」の教師を抽出調査してみたらどうだろう。

 評価・評定の根拠になった資料,テスト問題,ノート。

 きっと,「不適切な評価・評定」はすぐに見つかるだろう。

 そもそも,「評価規準」を理解していたかどうかが問題になるかもしれないし,

 「指導の目標」「指導過程」に問題があったのかもしれない。

 しかし,この誤りがばれると,

 評価・評定の数字は入学選抜に使われているから,

 入試が適正に行われていなかった,ということになってしまう。

 だから,「正しかったことにする」のが,今の教育界である。

 教育に関する「数」に信頼性が乏しい面があるのは,今回の「急増」からも明らかだろう。


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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より