体罰が急増?・・・評定の誤りも急増する?
実際にあった体罰の数が急増したわけではなかろう。
本気で調査したから,確認された件数が増加したに過ぎない。
いじめと同じように,定義があいまいだったり,本人や被害者がそうだと認めなければ,カウントされることがなかったりしたため,学校側に報告を求める「調査」では「本当の実態」はわからなかったのだ。
もし,生徒の評価・評定の根拠を本気で調査したら,どういうことになるだろう。
指導力不足「予備軍」の教師を抽出調査してみたらどうだろう。
評価・評定の根拠になった資料,テスト問題,ノート。
きっと,「不適切な評価・評定」はすぐに見つかるだろう。
そもそも,「評価規準」を理解していたかどうかが問題になるかもしれないし,
「指導の目標」「指導過程」に問題があったのかもしれない。
しかし,この誤りがばれると,
評価・評定の数字は入学選抜に使われているから,
入試が適正に行われていなかった,ということになってしまう。
だから,「正しかったことにする」のが,今の教育界である。
教育に関する「数」に信頼性が乏しい面があるのは,今回の「急増」からも明らかだろう。
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