ウェブページ

最近のトラックバック

本の検索・注文


  • サーチする:
    Amazon.co.jp のロゴ

« 体罰防止の研修より効果的なこと | トップページ | 学校に求められる「CPU」 »

病気の人を差別する人間が「個人主義」を語る目的

 「知能の低い人」「国語力の低い人」「頭がおかしい人」などと人を見下して,

 「個人主義」と「利己主義」を混同するのはおかしい,

 などと主張すること自体の「おかしさ」に,人々は慣れている。

 そういう教師による教育を受けてきた人が多いから。

 自分がやっていることを,やってはいけない,と説教する人間に,子どもたちは慣れている。

 「そう言わないといけない立場だから,言っているだけで,本気でそう思っているわけではないだろう」

 と子どもは考える。

 本音と建前が違うのが,この国の「暗黙のルール」なのだ,ということを学校で学んで,社会に出ていく。

 「個人主義」を尊重しなければいけない場合と,

 「集団主義」を尊重しなければいけない場合の違い

 が理解できていないから,

 何の意味もない主張をしている自分に,気づけない人が多いのだ。

 残念ながら,今の教師には「権威」はない。

 だから,教育活動で「個人主義」を損ねているとか,そういう話に意味はないのだ。

 結局のところ,自分は利己主義です,と言っているにすぎない。

 個人主義の「個人」とは,「オレ様」のことなのだ。

 文章からその「思い」がにじみだしている。

 でなければ,たとえ病気の人でも,差別はしないだろう。

 足並みをそろえて校庭をランニングしている野球部員に,

 「個人主義は大事だと思いますか?」

 と聞いてみたら,どういう反応をするだろう。


ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 教育ブログへにほんブログ村 教育ブログ 教師教育・教員養成へにほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ

« 体罰防止の研修より効果的なこと | トップページ | 学校に求められる「CPU」 »

教育」カテゴリの記事

ブログネタ」カテゴリの記事

教職教育」カテゴリの記事

教師の逆コンピテンシー」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 病気の人を差別する人間が「個人主義」を語る目的:

« 体罰防止の研修より効果的なこと | トップページ | 学校に求められる「CPU」 »

2021年11月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より