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時間を大切にする習慣・無駄にする習慣

 少しくらい,自習の時間をつくってもいいだろう。

 この安易な考え方,というか,実は決定的に「時間を大切にしない」習慣を植え付けてしまう,非常に悪い考え方をしている教師はいないでしょうか。

 50分の始まりのチャイムに遅れてくる教師はいないでしょうか。

 50分の始まりのチャイムに遅れてしまうと,始まりのときに授業の準備をしていなかった生徒,授業に遅れてしまった生徒をその場で注意することができなくなります。

 時間を大切にする。

 時間を守る。

 これは中学校入学時に,徹底的に身につけさせる必要のある基本的生活習慣です。

 小学校時代に,時間にルーズな担任のもとで生活してきた子どもにとっては,

 時間に遅れるなどは当たり前のことですから,なかなか対応できません。

 入学当初は緊張していますから,他の正しい生徒といっしょに行動していれば,時間に遅れることはない。

 しかし,生活に慣れてくると,とたんに

 もとの習慣
  
 に戻ってしまう。慣れて,自分のペースで行動できるようになると。

 小中連携で重要なのは,こうした

 時間を守る。

 という非常に当たり前の,しかし非常に重要な生活習慣をお互いにしっかり身につけさせるという自覚をもつことです。

 これは異論があるかもしれませんが,

 優れた人は,お金よりも時間を優先するといいます。

 私などは,お金がもったいないので,自分が時間をかけて仕事をしてしまいたい。

 しかし,そうすると時間が足りなくなってしまう。

 寝ないで過ごせばいいのですが,その時間に,他のもっと重要なことができたかもしれない。

 そんな「失敗」を続けています。

 時間を最重視する習慣がつけば,

 クラブの活動の時間でも,終わりの時間までしっかり練習メニューを管理して,無駄なことをしたり,下校時刻に遅刻してしまったりもしない。

 職員会議でも,読めばわかることをだらだらと説明するような,「時間の無駄」はしなくなるはず。

 授業に1分遅れた教師は,「1分」の重みがわかっていない教師です。

 その「1分」で,何人の生徒と目を合わせることができますか。

 その「1分」で,いくつの問いを投げかけられますか。

 その「1分」で,子どもは何文字を書くことができますか。

 その「1分」で,どんないじめを子どもはすることができると思いますか。

 この「1分」を,「10秒」におきかえても,同じ問いができます。

 教育の場合,「時間を大切にする」とは,効率をよくするとかいう問題とは全く違う次元で語られることを知っておいてほしいと思います。


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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より