いじめられている子どもに全く無神経でいられる人間の使う言葉
自分を励ましながら,いじめと必死に戦っている子どもを見て,
「よくがんばっているな。」「その調子だ。」なんていう
「軽い」励ましを行う教師は少なくないのでは?
教師は,「少しくらいの負荷がかからないと,一人前の人間になれない」と頑なに信じ,
ついつい「失言」をもらしてしまう。
「壊れない程度の負荷は必要だ」???
いじめられている子どもは,こう問うでしょう。
「壊れない程度」とは,どの「程度」なのですか。
私は必死に耐えています。しかし,どこまで私は我慢したらいいのでしょうか。
「壊れたら」おしまいなのではないでしょうか。
そうですね。
こういう言葉を発する教師は,「壊れるまで」放置するでしょう。
いえ,「壊れても」放置するでしょう。
アンケートなどを「形だけ」とって,それで終わりでしょう。
「余計な証拠」になりかねない「過去のアンケート用紙」なんて,すぐに廃棄してしまうでしょう。
学校現場の「ありえない」行動を支えるのは,
「厳しく育ててください」という親のいい加減な要求であり,
「昔はそんなことくらい耐えるのが普通だった」という安易な経験主義であり,
何より,子どもに対する愛情の欠如なのです。
信じられない言葉を私自身も教師から聞かされたことがあります。
「どうせ,他人の子どもだからね」
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