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あなたはきっと,いい先生になれます

 右を向けば,心が洗われるような笑顔に出会い,

 左を向けば,即刻,その場で注意を促すべき行為に出会う。

 それが学校現場というところです。

 ある瞬間は精神科医で,瞬きをした後は,外科医にならなければならない。

 40人学級だからではありません。

 2人学級でも,そういうことはあり得ます。

 「切り替え」が瞬時になされることが,大事なところ。

****************

 佐藤優の読書論に関する本で,どこかの参考書の「国語の問題の解き方」が紹介されていました。

 要は,「徹底して,相手に合わせきること」が,正解にたどりつく方法であるということ。

 書き手や作問者の感性,言葉のとらえ方,世界観・・・・すべてを合わせ,

 「自分の価値基準は捨て去る」・・・・これが,満点をとるコツなのですね。

 実は,こういう能力は,教員になって,子どもを相手にするときも必要な資質ですから,案外,大事な「選考材料」になるかもしれません。

 教師の中には,

 「どうあっても,自分の言語空間が絶対基準である」人間や,

 いちいち辞書を引いて,「これはこういう意味だ」と説教を始める人間がいる。

 簡単に言えば,生徒や同僚の言語空間に入っていけない人間です。

 教育現場と言うのは,こうした融通のきかない,

 「やっかいな人間」への対処も学ばなければいけないところなので,実はそんな人間でも役には立っている。

 ただ,大人も子どもも,

 「できれば,いなくなってほしい」と願う。

 子ども同士の問題なら,まだ,「聞き分けのない人」ですまされますが,

 教師対子どもの関係で言えば,

 「え~,それはないでしょう」という異議も唱えられないのが,悲しいところ。

 コミュニケーションにこうした障害がある場合の対処法は,

 「期待しない」「そういうものだとあきらめる」ことが肝心。

 私が長い時間かけで,このブログ村でも証明しました。

 しかし,やっかいなのは,「そういう空気」だけは,読めてしまう人も中にはいる。

 聴覚が弱っている高齢者が,悪口だけは聞こえてしまう・・・という・・・。

 教師社会というのは,こういう二重苦,三重苦にも耐えられる岩盤のような精神力が求められます。

 ・・・・・親がそういう人間だった?

 あなたはきっと,いい先生になれます。

 子ども時代に鍛えられた財産は大きい。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より