病気を揶揄する表現者たち
安倍元首相の「腹痛」を揶揄した番組出演者,ツイッターでの発言者が批判されているそうですが,
こういう人は教育ブログにも存在しますね。
自分を不愉快にさせた個人を攻撃したいわけですが,それに「巻き込まれている人」の存在が目に入らない。
忠告に,一切,耳を貨さず,同じような「病気」「精神疾患」などの解説を繰り返す。
解説するのが大好き?なのが「統合失調症」。
こういうタイプの人間が教育現場に立つと,どういう失態を繰り返すかまで教えてくれているのに,一向に改善される見込みがない。
人の心の痛みがわからない。
こういう人に,「自分も傷つけられたんだから,相手にも同じ思いをさせてやろう!」と言っている子どもを,どう指導できるのか。
指導できるわけがない。
「そういうやり方で,人を馬鹿にすることができるんだ,攻撃できるんだ」と子どもに学ばせているブロガー。
テレビのワイドショーをにやにやしながら視聴している子どもを想像すると,ぞっとします。
低俗な番組やコメンテーターだけが悪いわけではないでしょう。
子どもたちに接する機会があるすべての大人は,どんな言葉を発しているでしょう。
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