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「~のよさ」は「~が子どもを成長させる力」のことですよ

 教員採用試験をこれから受けようとされている方は,

 「~のよさ」について,30秒前後で話せるようにしておいた方がよいでしょう。

 小学校なら,「算数のよさ」「物語のよさ」「音読のよさ」「筆算のよさ」「跳び箱のよさ」「発表のよさ」「仲間のよさ」などです。

 当然のことですが,それによって,子どもがどのような意味で成長できると考えているのかを確かめられる,そんな「問い」です。

 言葉狩りを趣味にしている教育ブロガーがいますが,

 こういう視野の狭い人間の授業はつまらなくて仕方がないでしょうね。

 「正しさ」の追求は,「あいまいさ」「悪さ」の排除につながり,コミュニケーション能力の低下を招くおそれがあることを知っておきましょう。

 「空気を読む」という,状況の中での「正しい反応」「正しい判断」で疲れ切っている子どもに,本当の「正しさ」だけを追求させるのは得策ではありません。もう何も語れなくなるでしょう。

 ただ,これだけは言っておきましょう。

 「~のよさ」と言って,「わかったつもりになっている人」は,教師になるべきではありません。

 そのためにも,採用試験の面接では,

 ぜひ「~のよさ」について語らせてもらいたいと思います。

 ちょっといじわるなのは,「教育改革のよさ」ですかね。

 空気を読まなければ,不採用まちがいなしです。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より