教育の現実問題からの逃避癖をなくそう
無断で他人のブログのコメント欄の記事を引用して批判しておきながら,反論に対しては何の反応もしない。
これが,現場でよく目にされる「指導力不足の教師」の実態に近いものです。
子どもとのコミュニケーションがとれない教師は,自分が批判される側にまわると,
無視を決め込む
逆上する
・・・・・・・・
問題行動を起こす子どもと同じ反応をするのです。
こういう大人を見て,子どもが大切なものを「学んでくれる」という効果もありますが,
学校や大人に対する不信感を強めてくると,なかなか「言葉が響いていかなくなる」。
ある方のブログから,
音楽とコンピュータに詳しい人の「哀しい現実」も知りました。
どうしてそういうものに惹かれていくのか。
現実社会から逃避するにはもってこいの「道具」たちです。
試験前の家庭で,親が本当にやきもきする子どもたち・・・・・
一日中,音楽にどっぷりつかっている女子(男子)。
食べる時間もおしんでゲームにはまる男子(女子)。
「自分の言葉」を失うのにはもってこいのアイテムです。
« 作るは容易・壊すは困難 ~人間の固定観念~ | トップページ | 小学校の独裁体制が育てる子どもの「言語活動の技術」 »
「教育」カテゴリの記事
- 教員になりたての人がすぐ辞める理由(2019.01.12)
- 教育は「願ったもの勝ち」「言ったもの勝ち」ではない(2019.01.08)
- 「一人も見捨てない」は罪な要求である(2019.01.04)
- 列で並ぶこと自体が好きな?日本人(2019.01.01)
「ブログネタ」カテゴリの記事
- 「大人になったら教師はいなくなる」は大間違い(2017.11.27)
- 歴史用語半減による「ゆとり」が生むもの(2017.11.19)
- 「功を焦る子ども」に成長が阻害される「弱者たち」(2017.09.26)
「教職教育」カテゴリの記事
- 「総合的な学習の時間」の指導ができるように教育できるのはだれか(2019.11.24)
- 生徒との対話の中から自然に目標達成へのルートをつくる(2018.12.26)
- 私でなくてもいい,私ではない方がいい(2018.12.14)
- 現実的な教育内容や教育方法の議論がなぜ小学校や高校では役に立たないか(2017.12.29)
- 日本の教育に欠けている「適時的で適正な評価」の発想(2017.12.25)
「教師の逆コンピテンシー」カテゴリの記事
- 遠慮しないで情報を提供しろ!~いじめを見逃す環境との戦い(2018.12.29)
- 偶然の重なりと緻密な演出~インスタレーションから受けた刺激(2018.12.22)
- 子どもから有能感を奪い取る方法(2018.11.25)
- 量より質が大事なものと,質より量が大事なものとは?(2018.04.23)
- 現実的な教育内容や教育方法の議論がなぜ小学校や高校では役に立たないか(2017.12.29)
この記事へのコメントは終了しました。
« 作るは容易・壊すは困難 ~人間の固定観念~ | トップページ | 小学校の独裁体制が育てる子どもの「言語活動の技術」 »
コメント