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校内研修を受けさせてもらっていない初任者たちのご不幸

 センターなどでの「校外研修は息抜き」などという本音を語ってときどき叱られる初任者。

 みなさんが「校内で研修を受けなければならない時間」は,

週に何時間か,ご存じですか?

 週10時間以上

 年間300時間以上です。

 実施されていますか?

 毎日2時間以上,ということですよ・・・・・。

 あなたの学校は,

 「やったことにしている」タイプの学校ですか


 ばれたら処分されるのは,校長ですが,「知らなかった」

 という言い訳も苦しいので,ご自分なりにいろいろと研究して下さい。


 次に紹介するのは,文科省が行っている初任者研究実施状況調査から,

 平成22年度の小学校で,90%以上の学校が

 「やった」か「やったことにしている」研修の項目です。


 ○教科指導

 ○道徳教育

 ○生徒指導・教育相談

 ○進路指導・キャリア教育

 ○特別支援教育

 ○教育の情報化

 ○学級経営


 この他,50%以上の学校で実施しているのが,

 ○教育課程の編成

 ○特別活動

 ○総合的な学習の時間

 ○カウンセリング

 ○進路指導・キャリア教育

 ○人権教育

 ○社会奉仕に係る教育

 ○地域理解に係る教育

 ○食育

 ○学校保健
 
 ○対人関係能力

 ○地域との連携

 ○学校間連携

 ○教科経営

 ○メンタルヘルス

 ○保護者との関係づくり

 とあり,この他にも,

 ○帰国・外国人児童生徒教育,○環境教育,○国語力向上に関する教育,○国際教育,○福祉教育,○学校評価,○学年経営,○AED操作,○部活動,○野外活動,○図書館教育,○教職員の服務,○危機管理,○伝統文化体験などがあります。

 ぜひ,○環境教育,○国際教育,○危機管理

 については,時間をしっかりとっていただきたいと思います。

 「子どもへの言葉のかけかた」なんていう「研修」を受ける必要がある人もいるかもしれませんが・・・・。


 初任者研修って何をしているの?

 とお思いになった方向けに,ご紹介させていただきました。


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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より