ウェブページ

最近のトラックバック

本の検索・注文


  • サーチする:
    Amazon.co.jp のロゴ

« 子どもの立場を尊重しない人間の言葉 | トップページ | dolceさんらしさにあふれた教員の職場の人間との関係 »

【特別公開】 中学生の発表から,小学生が学んだこと(お手紙より)

 以前に,私の学校の中学生を引率して,小学校を訪問し,3~6年生に調査内容を発表させたことを書きました。

 そのときの感想文を小学生が寄せてくれたので,少しだけ,ご紹介します。

 小学生が,「発表活動で心がけたいと心から思ったこと」が記されています。

**************

 私は,Dグループの説明を聞きました。

 Dグループは,かんたんにいうと分かりやすく,楽しい説明でした。

 どこがよかったというと,私は3年生のとき「お茶」のことを調べましたが,歴史などではなく,「お茶をつかったスイーツ」でした。

 その一方で,中学生の発表は,自分の疑問から,それず,今話題のことやインタビューしてただのせるだけでなく,3年生でも分かるようなかんたんな説明にしてありました。

 きちんと,相手につたわっているかたしかめたり(『ここまでは,分かったかな?』とか),

 私たちの考え,聞いて思ったことも,話す場所・時間をくれたりして,

 私たちも自分から発表に入れてもらってる感じがした。

 そこが,中学生らしい発表のしかただったと思います。

 そして,その発表を聞いた私は,あらためてお茶のおいしさ・よさ・色・入れ方・においを知り,私はもっともっとお茶を好きになれました。

 ほかの県からいらっしゃったのに,

 ○○町に住んでいる私でさえ,

 また好きになれるくらいの発表でした。

 みんな明るくて,知らない子にも,

 「あっ,そうだね」「あっそうなんだ」と返してくれました。

 その会話で,私たちも中学生の方々もあらたな「発見」をしたんじゃないかと思いました。

 私は,このようなすばらしい発表を聞き,学校の先生方,お話をしてくれた中学生の方々にお礼をしたいと思います。

 ありがとうございました。

***************

 私は,掲示とタブレットの発表を見て,掲示の方では,紙しばい風にして,わかりやすく説明してくれました。

 私は紙に書いたことを言っているけど,中学生はアドリブで言っていて,その人その人に合った説明をしていてまねしたいです。

 資料は,一つなんだけど,いろいろ(書いていないこと)言っていてすごいと思いました。

***************

 たくさんの資料があり,アドリブで,話に合った資料を出してくれてわかりやすかったです。

 時間を考えて,みじかくしたり,みんなに(4,5,6年生に)分かるように説明していて,まねしたいです。

 おどおどしている私たちに,やさしく話しかけてくれたり,はずかしがらず笑顔で発表していてすごい,ぜったいまねしたいです。

***************

 (前半略)

 (お茶の)入れ方は,ぼくも知っていましたが,もう一度発表してくれたおかげで,忘れてしまっていたことを思い出して今日この入れ方でお茶を入れてあげました。そしたらみんなが「このお茶いつもとちがうね」と言ってくれました。まだぼくがお茶を入れたのは,家族のみんなには,まだ秘密です。

 次は,お茶の歴史です。ぼくは,今日はじめてお茶の歴史を知りました。ぼくは,このいい話を聞いて,今でもお茶の歴史は,わすれていません。ぼくはこれを家族に話してあげました。

 そしたら・・・おじいちゃんは,「おー」,おばあちゃんは「へ~」,おかあさんは「へ~そうだったんだ,このお茶にもそんな歴史があったんだね~」と,みんなこたえてくれました。これもわざわざこの○○町にきてくれて,しかもこんなにくわしくお茶の話しをもってきてくれました。大きな画用紙だけじゃなく,タブレットとかパソコンでもしっかり伝えられるんだなあと思いました。

 そしておわかれの時,ぼくたちが心をこめて作ったパンフレットをわたし,少しさみしくなりました。でもまた会える時がくると信じて,また会えるときがきたら○○の人たちよりもっと話し方,伝え方をみがいて,発表したいと思います。

*******************

 たった2時間の訪問でお別れとなりましたが,小学生にとっても,中学生にとっても,私たち教師にとっても,決して忘れることのない,貴重な時間となりました。

 こうしたことは基本的に本ブログではご紹介しませんが,今回は特別です。

にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へにほんブログ村 教育ブログへにほんブログ村 教育ブログ 教師教育・教員養成へ

« 子どもの立場を尊重しない人間の言葉 | トップページ | dolceさんらしさにあふれた教員の職場の人間との関係 »

教育」カテゴリの記事

学習指導要領」カテゴリの記事

リーダーシップ」カテゴリの記事

学習の評価」カテゴリの記事

ブログネタ」カテゴリの記事

学校評価」カテゴリの記事

「ゆとり教育」」カテゴリの記事

学力向上」カテゴリの記事

教職教育」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

« 子どもの立場を尊重しない人間の言葉 | トップページ | dolceさんらしさにあふれた教員の職場の人間との関係 »

2021年11月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より