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10年後以降の学校をどう機能させるか

 次のグラフをご覧ください。

 これは,公立小中学校の年齢別教員数(平成24年3月31日)を表したグラフです。

 人口ピラミッドとして見ると,将来的な人口減少が明らかな形をしていますが,教員数自体は,児童生徒数が減少していくわりに,学校の統廃合が進まず,学校数があまり大きく減っていないために,数を確保していかなければなりません

 児童生徒数の減少に合わせて,小規模校をなくしていく政策がしっかり取られるのであれば,急激に多数の教員を採用する必要はないのですが,学校統廃合には反対意見も多いため,今後,実際には採用数は増やさざるを得ません。

 つまり,第二次ベビーブームならぬ,第二次大量採用時代を迎えようとしているのです。

24033100

 これを,危機ととらえるのではなく,チャンスとしてとらえるべきなのですが,そこに「商売の論理」ではなく,「教育の理念」をもとにした論理で行動にうつせるかどうかが,将来の日本の教育を左右する重要なポイントになると考えられます。

 徹底的に教員になろうとする学生を鍛えぬく仕組み。

 これをどう組織化するか。

 安易な「合格優先主義」に流れないようにするために,

 「採用側」がどういう方策をとれるのか。

 免許を大量に出している,東京都が,全国に範を示すことができるかどうか。

 そこも課題です。

 平成21年度の都道府県別・小学校・教員免許状授与件数

 24033103

 平成21年度の都道府県別・中学校・教員免許状授与件数

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より