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公立高校=悪代官イメージの誕生

 沖縄県の教育公務員が悪役としてデビューすることは,めったになかったものと記憶しています。

 PTA会費が教師の懐に入っていく仕組みは,沖縄県だけの話ではないでしょう。

 特に,部活動の引率にかかわる費用などは危ない。

 高校だけではないかもしれません。

 これは,「会計を表に出す」だけですむ問題ではないでしょうね。

 全国に飛び火します。

 学校によっては,PTA(保護者会)の同意を得て,堂々と教員が現金を受け取って補習などを行っているケースがあるかもしれません。

 勤務時間内にやっていたら,完全にアウトです。

 「まためんどうな調査が来るな」とうなっているのは副校長先生方でしょうね。

 「どうやってごまかすか」

 あとは知恵比べです。

 こういう事件が起こると,第三者機関を主体とした「学校監査システム」が事業として成立する基礎が整ってしまうかもしれませんね。

 教育委員会にいた私が言うのも何ですが,「教育委員会」はこういう問題には何の役にも立ちません。

 法に触れた人間の処分を決定することくらいしかできません。

 教育委員会とは別の,「監査システム」が出来上がると,またその「監査システム」を監査するシステムが必要になってしまうかもしれません。

 また,いかに真実を外部にもらさずにやるかという,「情報隠蔽システム」のプロも登場するかもしれません。

 ・・・しかし・・・お金の問題は,本当にやっかいですよ。 

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より